こんにちは、かずやぎです。
本日は今更ながら自己紹介をします。
最初の投稿にもブログを始めたきっかけや、好きなことを少し書きました。

もう少し詳しくお話しします。
現在33歳、6歳と3歳の子を持つ父です
大学卒業後、22歳で就職、25歳で結婚し、現在は2人の子供の父です。
27歳の時にマイホームを購入して、妻の実家の隣に家を建てました。
現在は、我が家4名と、妻のご両親、ペットの猫と、畑にはヤギ2匹、一緒に田舎で暮らしています。
以前、記事にも書きましたが、現在の環境には満足しています。

本業は診療放射線技師です
普段は三次救急病院で診療放射線技師として勤務しています。
診療放射線技師、ご存知ですか。
「ラジエーションハウス」でドラマ化もされたため、知っている人も多いかもですね。
良く知られる姿としては、病院でレントゲン写真を撮ったりする人です。
私たち技師の世界では「単純撮影」と呼んでいます。
他にもCTやMRI、透視撮影、血管撮影、核医学検査、放射線治療、超音波検査など仕事内容は多岐にわたります。
私が担当するのは、単純撮影、MRI、核医学検査、健診で透視撮影や超音波検査あたりが多いですね。
診療放射線技師を職に選んだ理由
元々、人と話したり、関わったりすることが好きだと思っていた私は、なんとなく医療の世界に進みたいなーという希望がありました。
最初はリハビリ関係に進もうかと考えていたんですが、ある学校のオープンキャンパスでは全く興味を持てず、その道は辞めました。
でも、特別、診療放射線技師になりたいなーという想いはなく、親とも相談して決めたのが、正直なところです。
就職活動の際には、ある程度の建前を作りましたけどね^^;
小学生の時に腕の骨を折って、レントゲンを撮ってもらった経験とか、勉強では化学、物理系が好きだったとか、、、(笑)
転機①:父の死
フワフワした理由で診療放射線技師を志してしまった私に、転機が訪れたのは、大学4年の夏でした。
当時、私は大学の近くに一人暮らしをさせてもらっていました。
第一種放射線取扱主任者試験を翌日に控え、私は大学の友人と東京にいました。
いつもはほとんど電話をかけてこない父方の祖父からの電話。
「父が帰省する予定だったが来ない」
父が連絡なしにアポをすっぽかすことは今までなかったので、嫌な予感がしました。
母と妹はたまたま運悪く海外に行っていたんですね。その年は珍しく父が一人で帰省する予定でした。
実家の近くには叔父さんが住んでいたので、お願いして実家の様子を見に行ってもらいました。
まだ外は明るいのに何故か部屋の電気がついている。
結論としては、父は実家の洗面所で血を吐いて亡くなっていました。
父は病院嫌いだったため、基礎疾患などは元々分かっていませんでした。
正確には分かっていたのかもしれませんが、私たち家族には知らされていませんでした。
これは人それぞれの価値観かと思いますが、私としては「何で死んでしまったのか知りたい」って思ったんですね。
それが分かれば、最期のときの父の様子や、父に何があったのかが推測できるかもしれない。
でも解剖をするには抵抗がありました。
母とも相談して、解剖は断ることにしました。
転機②:Autopsy imagingとの出会い
父の死から1年経たないうちに、私は卒業して、実家に戻り、地元の市中病院に就職しました。
そこで出会ったのが、Autopsy imagingと、その分野で有名な先生です。
学生時代にも聞いたことはあったけれど、Autopsy imagingの詳細については、ほとんど知りませんでした。
簡単には、「亡くなった方のCTやMRIを撮って、死因究明に役立てよう」という分野です。
撮ったからといって、すべての死因が分かるわけではありませんが、脳出血や、大動脈瘤破裂などどいった死因を除外することが可能です。
「私たちのように、大事な人を死因不明で亡くす人が少しでも減ってほしい」と思っていた私は、後に私のメンターとなる先輩技師に指導してもらったこともあり、気づいた時には、Autopsy imagingの分野に進んだ道を選んでいました。
ブログを始めたきっかけ
診療放射線技師として勤務を始めてから、10年以上の年月が経ちました。
その間には、Autopsy imagingに関する論文を執筆したり、研究会の事務局兼役員として活動させてもらったり、多くの経験をしてきました。
もちろんそれぞれは、私には貴重な体験ですし、とても良い刺激を受けました。
それでも自分の中に出てきた想い
1、自分自身を知るために、自分の考えや想いを書き込むツールが欲しい
2、医療人としてではなく、1人の人間として、人の役に立つ発信をしてみたい
3、マーケティングスキル等を養うことで、より成長したい
これらを感じる中で、YouTuberの両学長やマナブさん、イケハヤさんの言葉に背中を押され、WordPressにてブログを始めることにしました。
この記事を読んでくださったあなたへ
ここまで完全な私事を読んでいただき、ありがとうございます。
私の正直な気持ちを書いてみました。
そして、私があなたに伝えたいことは、「あなたの大切な方を大事にして、沢山話しておきましょう」ってことです。
普段の生活の中では、うまくいかないことがあったとしても、正直人間なんていつ死んでしまうか分かりません。
私が最後に父とやりとりを交わしたのは、死亡推定の3日前の父の誕生日でした。
でも、友達と遊ぶことを優先していた私は、メールで「誕生日おめでとう」とだけ打って、父に送信しました。
あのときに、電話をして話しておけば、もっとしっかり話をしていれば、、、と今になっては思いますが、あとの祭りです。
ぜひ、あなたにとっての家族や大切な人を大事にしてください。
方法は何でも良いと思うんです。食事に誘ってみたり、手紙を書いてみたり、口頭でお礼を伝えてみたり、、、。
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